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医療系本部の支援事業一覧

1.ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)

 当センターは、文部科学省・平成18 年度科学技術振興調整費「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」事業の中核拠点として、平成18 年7 月に設置され、産学連携学内特区に設定されました。
平成20年6月からは、学長が直轄する教育研究プログラム戦略本部のプロジェクト研究のひとつ として実施され、平成22年4月以降も協働企業※とともに、高齢化日本の喫緊の課題である『がん医療』を主たるターゲット領域とし、『革新的治療薬』、『新しい運搬システム(DDS)』、『先端標識技術(分子イメージング)』を融合した『ヒトに優しい標的医療』の実現を目指して研究開発を続けています。

 当面の最重要課題として、難治固形がんに対する次世代がんワクチンを実現する革新的REIC 遺伝子医薬の臨床開発を機動的に推進しています。本事業は、岡山大学と岡山県、地域産業界が共同で設立したおかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)の中核をなす事業でもあります。

平成26年度現在の協働企業様
イーピーエス株式会社 桃太郎源株式会社 株式会社島津製作所 株式会社医学生物学研究所


教育研究プログラム戦略本部は、中国・四国地域の中核大学としての責務を果たすとともに、産業・社会情勢などの変化及び学問領域の新たな発展に対応し、学部・研究科等の枠を超えて教育の高度化及び研究の活性化を戦略的に推進することを目的として平成20年6月に設置された。教育プログラム部門、プロジェクト研究部門、環境整備部門で構成されている。特定の教育研究プログラムの実施を行うための推進拠点を置いている。

2.アジア人の癌体質と遺伝子治療共同臨床研究

 岡山大学では、国の国際共同研究の推進事業(先端技術創出国際共同研究)を平成 20-22 年度に実施しました。前立腺癌における「アジア人の癌体質の遺伝子の解析と個の医療への展開としての免疫遺伝子による臨床試験に関する国際共同研究」として、遺伝子1 塩基多型(SNP)の解析と免疫遺伝子Interleukin-12(IL-12)による遺伝子治療に関する医師主導の探索的臨床研究を実施しました。

国外参画機関名
北京大学 浙江大学 韓国カトリック大学 シンガポール総合病院
国内参画機関名
北里大学

 この事業は、学術的な成果はもとより海外の研究機関との共同研究の実施を通じ、アジアにおける信頼性の高いトランス レーショナルリサーチ(TR)の発展に寄与し、日本が主導しイノベーションの実現をもたらす東アジア科学技術コミュニティーを構築することを目的としており、アジア人における前立腺癌に罹患しやすい体質の遺伝的特性を解明することができました。遺伝子治療臨床研究に関してはIL-12 遺伝子治療における安全性と臨床的効果を世界に先駆けて確認しました。

 この事業を通じて新たな継続的かつ発展的なネットワークが複数形成されたことは特筆すべきこととみなされています。主な取り組みとして平成23年2月に「東アジア遺伝子治療推進懇話会」、平成23年3月に「Asia Pacific Prostate Society(APPS)」が発足しました。「第1 回東アジア遺伝子治療推進懇話会」は中国・精華大学健康科 学基金、岡山大学ICONT(ナノバイオ標的医療イノベーション センター)の主催で開催されました。


参考資料:先端技術創出国際共同研究実施体制 PDF

3.遺伝子・細胞治療に携わる臨床研究者育成

 新医療研究開発センター??